ミャンマー・サガイン地域でM7.7の強震発生、3000人以上が死亡


2025年3月28日12時50分(現地時間)、ミャンマーのサガイン地域でマグニチュード7.7の強い地震が発生しました。震源地はサガイン市の北北西16km、マンダレー市の北西19km、深さ10kmと特定されています。UNICEF

この地震により、ミャンマー国内で少なくとも1,700人以上が死亡し、3,400人以上が負傷、300人以上が行方不明となっています。UNICEF+1American Red Cross+1

隣接するタイでも36人の死亡が報告されており、 中国の雲南省やベトナムのホーチミン市でも建物の損壊が確認されています。Wikipedia

ミャンマー赤十字社は、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)や他の国際機関と連携し、被災地での救援活動を展開しています。American Red Cross

この地震は、ミャンマーで1912年以来最も強力なものであり、同国の近代史上2番目に多い死者数を記録しています。Wikipedia

余震も続いており、3月31日までに46回の余震が記録されています。UNICEF

被災地では、多くの建物が倒壊し、住民は避難を余儀なくされています。 また、歴史的なアヴァ橋が崩壊するなど、インフラにも大きな被害が出ています。American Red Cross

国際社会は、ミャンマーへの支援を表明し、救援物資や人道的支援を提供しています。 しかし、被災地へのアクセスが困難な地域もあり、救援活動は難航しています。

専門家は、ミャンマーが複数の活断層上に位置しており、今回の地震もサガイン断層系で発生したと分析しています。Wikipedia

被災地では、引き続き余震への警戒が必要であり、住民は安全確保に努めています。

以下の映像は、地震発生時の速報を伝えています。